【感想】 劇団ZIG.ZAG.BITE ハードロック御伽草子 vol.2 『チクリトアオイ』を観た

今日も時間が取れそうだったので、福岡の公演スケジュールを確認して観劇に行きました。ハードロック御伽草子というフレーズがかなり個人的に気に入りましたので。

劇場の湾岸劇場博多扇貝も初めてで、サンパレスとマリンメッセを勘違いして迷うというありえないドジをしましたが、公演時間には間に合ったのでよかったです。

私はどちらかといえばアート系(この括り方でよいのかという問題がありますが)の演劇のほうが好みなんですが、福岡に帰ってきてからは、えり好みをせずにとにかくなんでも観るというスタンスで観劇しております。そういう意味では、こういうジャンルの演劇は、おそらく学生のときにみて以来なので、なんか新鮮な気持ちで観劇できました。

感想

公演パンフレットの挨拶にあったのですが、

何の捻りもありません。直球勝負で演じる俳優の、スタッフさんの、僕の、演劇にかける思いみたいなものがそのまま板に乗った作品です。
暑苦しいかもしれませんが、どうぞ最後まで一緒に走り抜けてもらえればと思います。

まさにこの言葉どおり熱い公演でした。きわめてハイテンションでエネルギッシュな役者陣の熱気をガンガンと感じることができて、こういうのが演劇の醍醐味の一つなんだろうなと思いながら、観ておりました。

脚本も、「まさに青春!」というようなストレートなもので、嫌らしさなどは感じさせずに、観る人の心にうったえてくるものでした。万人に勧められるものだと思いました。

公演特設サイトなどのあらすじをみると、「かなりSFチックな話なのかな」と思っていましたが、あまりSF的な話はありませんでした。また、竹取物語を下敷きにしているとはいえ、具体的にストーリーに関連なんかは、それほどなかったのかなという印象でした。そのあたりを自分は過度に期待しすぎるのかもしれません。なんだかんだで古典とか好きな人間なので。

個人的な問題かもしれないのですが、公演の熱気が強すぎると感じることがあり、ちょっとみながら引き気味になってしまうことがありました。そう考えると、90分という上演時間はちょうどよかったのかもしれません。もっと長いと熱すぎてちょっと胃もたれしていたのかも……。もしかすると、熱いところとそうでないところの緩急がもうすこしあっても、よいのかもしれないですね。

まとめ

演劇のよさである「空間を共有して、役者のエネルギーを感じることができる」ということを思う存分味わうことができました。また、作中の歌のシーンなどもあり、とにかく熱さを感じることができる演劇でした。